「身体の演劇」を標榜し国際的な活動を続ける劇団解体社。初演以来7カ国17都市で上演を重ねてきた「バイバイ」シリーズは、数々の国際コラボレーション、9.11以降の社会状況の変化などに応答しつつ、常に進化を続けてきました。
そしてこの秋、各地で衝撃をもって迎えられてきたシリーズ最新作が遂に東京に凱旋します。

Bye-Bye;Phantomー幻影, Tokyo2003

構成・演出 清水信臣

作品について

この舞台は、「歴史」を忘れ去った身体—「いま・ここ」においてしか、いかなる享楽も見いだせずにいる私たちの「グローバル化された身体」を提示し、俳優の具体的なムーブメント=「うごき」を通してこれに応答していくことにあります。
いわゆる「バーチャル化」によってますます類型化し、美学化していく身体イメージへの批判と、そこからの脱却が目指されるわけですが、ここでそれらはこの10年にわたり世界各地で展開してきた劇団の方法論である「幻肢痛」と「神経系」による(俳優固有な)記憶の恢復と、「戦争の世紀」への「反省」によって相補的に表象されます。

演出 清水信臣

出演/Performers(解体社)
熊本賢治郎 日野昼子 中嶋みゆき 浦添尚文 青田玲子
アダム・ブロノフスキ 五嶋久美子
ゲスト
田野日出子
Mads Mazanti Jensen (デンマーク)

Staff
舞台監督/三津 久
照明/ 河合直樹  (有)アンビル
映像/秦 岳志
振付/ 日野昼子
音楽・音響/落合敏行 太田久進
技術/野中 真
舞台設営協力/大川 裕
舞台写真/ 宮内 勝
宣伝美術/ Studio Terry "overground"
宣伝協力/原田 徹
制作/ 秦 岳志
    山下陽子
協力/Jim Dennen 秦かおり エグリントン佐藤みか 
野元良子 目羅幸恵 村岡秀弥 遠藤司 
   スパイラルホール 
   ITI-国際演劇協会
[主催]
劇団解体社
[共催]
公益財団法人セゾン文化財団
[助成]
芸術文化振興基金

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