バイバイ —未開へ—
Bye-Bye; The New Primitive, Tokyo 2001
構成・演出 清水信臣
一場/群れ
「路上に集い、かたまり、分散し、それぞれ固有の変化を成し遂げ、また絶えまなく移動し、疾走し、圧力となり、互いに引きつけあい、引き剥がされ、再び集合し、対となり、列となり、ときに軍隊と化し、吐き出され、または管理され、放置され、逃がれ、追われ、限界にいたり、強迫と慰安の夜の路にその身を横たえ・・・」
二場/血と地
「近年、家族の崩壊が叫ばれて久しい、けれどそれは本当か?ときに支えあい、憎しみあい夢をわかちあった、あの家族が本当になくなってしまったのかー暴力に晒された諸身体の露呈を通して、深淵に、なにかわずかでも、つながっているかもしれぬ「絆」を表したい」
三場/人体の未来
もはや失われてしまった「肢体の記憶」を求めて蠢きはじめる諸身体の独異な「幻肢痛」あるいは「バーチャル・アクチュアリティ」の現出を通して、「人間身体」にとっての来るべき時代の到来が、おぞましくも美しいイメージとともに探求されてゆきます。
※実際の上演順と異なる場合があります。
−−「バイバイ/未開へ」パンフレットより
- 出演/ Performers
- 熊本賢治郎
- 日野昼子
- 中嶋みゆき
- 野元良子
- 浦添尚文
- 青田玲子
- 圡本正
- 赤岩和美
- 石井康二
- アダム・ブロノフスキ
- ゲスト
- 笛田宇一郎
- 田野日出子
- STAFF
- 舞台監督/三津 久
- 照明/河合直樹 (有)アンビル
- 振付/日野昼子
- 音響/水谷雄治 (株)アンテナ
- 舞台写真/宮内 勝
- 宣伝美術/Studio Terry "overground"
- 制作協力/延増静美
- 制作/秦 岳志
- 主催
- 劇団解体社
- 共催
- 公益財団法人 セゾン文化財団
- 助成
- 芸術文化振興基金
- 後援
- オーストラリア大使館
- 国際交流基金